ひよこグミ


■2004/09■


2004/09/28 kennel



USJに行った際、撮ったそうです。「kennel」を和訳すれば「犬小屋」であり、このモダンな建物も実際には犬小屋(ペット預かり所)なわけで。我がボロアパートの方がむしろ犬小屋に近いと思いました。ポン汰さん、どうもありがとう!


2004/09/24 プリンセス×2

いつも一緒に居たかった。隣で笑ってたかった。季節はまた変わるのに、私だけ立ち止まったまま。貴方の居ない右側に、少しは慣れたつもりでいたのに、どうしてこんなに涙が出るの?(以下略)

部屋に散乱していたアルバムを整理していると、色褪せたプリンセスプリンセスのベストアルバムを発見した。ひどく懐かしくなり、思わず歌詞を掲載してみたが、はたしてこの曲を知ってる閲覧者が何人いるのだろう。そんな一抹の不安を抱えながら、自宅でこれを書いている。この「M」という曲の中で、以前から少し引っ掛かる部分があったことを思い出したのだ。

隣で笑ってたかった

笑ってタカる。笑いながらこのバッグが欲しい、ニコニコしながら、お願いあの指輪買って。これって援助交際じゃないのか?そんな疑問を当時のボクは感じていたし、いまもその想いは変わらない。

消せないアドレス、Mのページを指でなぞってるだけ

今になって一つだけわかったことがある。こうして歌詞カードを目で追って初めて知る真実。「M」ってタイトルの由来、アドレス帳の「M」だったんだ。ずっと「マゾのM」だと勘違いしていた。酔った勢いに任せ、全裸になって「M」を裏声で熱唱していた当時の記憶が蘇る。あの日から、この曲を聴くたびに、ボクの股間は狂おしいほどに勃起する体質になってしまった。この名曲を聴きながら、ボクの右手は、いまだに消せないM属性を指でなぞっていた。

いつまでも貴方しか見えない、私も

曲はフィナーレを迎え、ボクの浅間山が大噴火、室内では震度4の強い揺れを観測し、母が「ご飯よ」と叫びながらドアを開ける。

Your love forever 瞳をとじて君を描くよ、それだけでいい

いつしかプリプリの曲は、平井堅へと変わり、舞台は四畳半の部屋から空港ロビーへと風景を変え、浅間山からは今もなお真っ白で粘着質な火山灰が降り注ぎ、そのすぐ横で白目を剥いて倒れるているのは、火山灰を顔面に浴びた亜紀(母62歳)だった。助けて下さい。助けて下さい。


2004/09/21 瞳を閉じて君をシバくよ

柴崎コウが歌う、ひよこグミの主題歌を抽選で3名様にプレゼントします。

ご希望の方は、下記メールフォームに、「住所」、「氏名」、「年齢」、「番組の感想」、「好きな体位」を明記の上、送信ボタンを押して下さい。当選者の発表は、発送をもってかえさせていただきます。


2004/09/15 神とお味噌汁

神様の好物が実は味噌汁だという噂をご存知だろうか?にわかには信じられない話だが、言われてみれば心当たりがないわけじゃない。実際に神様って奴は存在するわけだし。幼い頃、ボクはよく近所の神様と遊んだものだ。いじめられっ子で、泣き虫だった神様。彼の家庭環境は、あまり裕福とは呼べなかった。食事は決まって麦入りのご飯と味噌汁、それに二切れの沢庵という質素なものだった。毎日の食卓に欠かせない味噌汁が、神様の好物だというのも頷ける。

今でこそ人々に崇拝されているが、昔の神様を知るボクにとって神様は遠い存在でもなんでもない。帰宅中の電車で会えば、そのまま赤ちょうちんで一杯ひっかけて帰るのも一度や二度のことじゃない。

そんな酒の席で、前々から気になっていた質問を尋ねてみた。

「なあ神様、お前んちの味噌汁の具ってさ、何だったんだ?」

すると彼は、幼い頃の面影を残した笑顔でこう答えた。


「それは、神のみぞしる」


半分入ったままの瓶ビールでしこたま殴ってやりました。