ひよこグミ


■2004/02

02/28 透明人間

とうめいにんげん に なれますように…

きのう ながれぼしに おねがい したんだ

きょうから ボクは とうめいにんげん!

「タクヤくん おはよう」

「あれ? いま だれか おはようって いった?」

みんな かおを みあわせ キョトンと しているよ

や、やった! ボク、ほんとうに とうめいにんげん に なれたんだ!

タッタッタッタッタ、ドンッ!

「ん?なにかに ぶつかったかな?」

「いてててて、んもう、コウタくん ちゃんと きをつけなきゃ…あっ」

そ、そっかぁ コウタには ボクの すがたが みえないんだ!

タッタッタッタ、ドンッ!

「いったーい、なんか ぶつかったぁ」

いてててて。 ミホちゃんの ひざが ボクの みぞおちに めりこんだよ

ダッダッダッ… ブルンッ!

「なんだなんだ?うでに なんか あたったゾ」

ご、ごふっ… ユウヤのラリアットで ちょっと こきゅうが とまったよ

タタタタタ、ガツン

「あれ?」

トシの おうごんのひだり さくれつ

…たのしめない

ちっとも たのしめないじゃないかっ!

とうめいにんげんって おもったより スゴク たいへん なんだなぁ

ガラガラガラッ

あ、トモコせんせい はっ! そうだった!

これをやるために ボクは とうめいにんげんに なったんじゃないか!

ガバッ!!!

「ん?ケンちゃん、なんで先生に向けて堂々とオチンチン出してるの?」

あ、あれれ?

「せんせい には、ボクのすがたが みえるの?」

「ええ、はっきり見えるわよ。ちょっと固くなった可愛いゾウサンも、ね☆」

「だ、だって クラスのみんなには ぜんぜん みえなかったのに…」

「ケンちゃん、村八分って言葉、知ってるかな?」


02/26

実家の弟からボクの携帯にメールが届きました

PSX買ったぜ!

えっと、デスノートに弟のフルネーム書いてもいいですか?


02/24

「今日さ、接待で営業部長と飲みに行くんだけど」

「営業部長?ああ、細川部長か」

「うん、マジ勘弁なんですけど」

「適当に相槌うってればいいんじゃねーの」

− 翌日 −

「いやいやいや、驚いた。細川部長ってスッゲェーいい人なのなっ」

「へぇー、そうなんだ」

「人は外見じゃわかんないよ、まさか部長がファンだったなんて」

「えっ誰のファンだって?」

「モー娘。好きに悪い人は居ないって、ありゃ本当だなー」

誰か、山田IMEのポジティブ変換機能をオフにして下さい


02/23 パンチラ怖い

02/19の日記で、アナタの誠意を見せて下さいといった途端、8通もメールが届くとはっ!

ちょ、ちょっとみんな落ち着こう。あ、そうだ。「饅頭怖い」という落語を知ってますか?ご存知の方も多いでしょうが、ボクには怖いものがない。でもよくよく考えてみたら、ありました。そう、ボクが唯一怖れているのは「パンチラ」です。無防備なミニスカートからチラリ、タイトスカートで座ってチラリ。その途端ですよ。脳内に住む真也(ドラムス担当)が髪を振り乱してドラムを叩き、股間に住む暴走機関車トーマス(内気な性格でいつもはトンネル内に隠れています)が甲高い汽笛を鳴らし、「辛抱たまらんですよ」を連呼しながら飛び出します。ああ、怖や怖や。げに恐ろしきはパンチラ画像なり

もうやめて下さい、パンチラ画像を送りつけるのは!怖くて怖くて眠れないや…

えっと、今度は、いっぱいのオッパイが怖い


02/19

メインより、むしろ「オレがオレが」を更新しろよゴルァという、恐喝まがいのメールが最近よく届きます。

人にものを頼む場合、まずはアナタの <パン>誠意</チラ> をみせて下さい。話はそれからです。

オレオレ更新。さんざん待たせてコレかよ


02/16

バレンタインデーには全く触れずにやり過ごそう、そう考えてました。サイト上で非モテぶりを自虐的に訴えるなんて手垢まみれの手法は使うまい、そう考えてました。ロッテ工場に放火しても何の問題解決にもならない、むしろ何か根本的に間違ってるんじゃないか?そう考えてました。デパ地下じゃあ、<ゴディバ>黒船来航</ゴディバ>とか騒いでるし。ダメダメ、舶来品まで登場した日にゃマッチがいくつあっても足りない。もうね、アレしかないなと。誰もやらないんだったら、ボクが立ちあがるしかないなと決意したわけです。部長、世界中のカカオの木を切り倒す旅に出掛けたいんで、向こう3年分の有給休暇を下さい…ずっと部長に言う機会を伺ってたんですよ。受信フォルダを開くまでは。

バレンタインデーなので送ります。恥ずかしいんだけど私のパンチラです。。。

神降臨。やった。父さんボクやったよ!で、ウキウキしながら残りのメールを見たわけです。

ケンさんチョコ貰いましたか?ボクは貰いました (残りのメール全て同じような内容)

なんていうんだろ。言葉って、ときに暴力にもなるんだなって感じのハートフルなメールの数々。正直にお答えします。

実家の母から手作りチョコが届きました。ひとことメッセージが添えられてて

失敗したので贈ります。 母より愛を込めて

失敗しなければ送られて来なかったんでしょうかね?

「愛を込めて」というクサイ台詞を、平気で使えるあたりに、確実に血の繋がりを感じました


02/15 Umikoさんからの代打日記

二年一組 U坊日記(偽)

 

今日は、三年一組のケンちゃんの家に遊びに行きました。

ケンちゃんは、いつも鼻が詰まっているのか、自分のクラスを「さんねんいちくび」と言っていて、なんだかちょっとかわいそうです。

「ねえ、U坊くん、ボク、すごいことわかっちゃった」

と、ケンちゃんは言うのです。

「あかちゃんってどうやったらできるか、しってる?」

「え、しらない」

そしたら、ケンちゃんは、雨に濡れて乾いてカバカバになった雑誌を見せてくれました。

「あ、あのさ、あのさ、これ、ボ、ボクはこれだと思うんだよ」

ケンちゃん、そんなにあわてなくていいから。

「男子のおしっこが、女子のオヘソから入って、あかちゃんになるんだよ、ほ、ほら、これ」

えーーーーっ。

僕はびっくりしました。ケンちゃんに見せられたマンガには、たしかにそんな感じの絵が描いてありました。

「あれ? どうしたの、U坊くん?」

「う、ううん、なんでもない」

僕は、昨日、スイミングスクールで、ゆきちゃんがとなりにいる時、うっかりおしっこちびっちゃったことを思い出していました。

「あ、あのさ、それって、ちょっとくらいなら平気だよね?」

「だめだよ、ちょっとならいいだろうって、そのきもちが、のぞまれない生命をつくるんだ」

ケンちゃんが急におとなびた顔で言うので、僕はすごくこわくなったんだ。

「U坊くん、おとことして、ちゃんとうんちしてあげなよ」

……ねえ、それって「認知」なのでは? やっぱりケンちゃんの言うことは信じなくていいような気がしました。

「でもさ、赤ちゃんって愛がなければできないって、お母ちゃんが……」

「Umikoさんは、うそつきだからなぁ」

「え、なんでだよ」

「だって、このまえ自分のこと、心がきよらかで、おこないにやましいことがなくて、心によごれのない、すなおで、せいけつで、かざりけのない、かわいらしく、いじらしく、げひんでいやらしい話題をげんじゅうにきんししてる人だって、うそぶいてたよ」

「え、違うの? 僕のおかあちゃんは、清廉潔白純情純真清楚可憐シモネタ厳禁な人じゃないの?」

ケンちゃんは、かわいそうな子を見る目で僕を見て言いました。

「……まあね、よのなかには、しらない方がいいことも、あるんだよ」

しょんぼりと肩を落とす僕に、ケンちゃんのやさしさが、痛かったです。

あ、そうだ、これ聞きに来たんだった。

「ねえ、ケンちゃん、ところで、「イケメン」てなあに?」

ケンちゃんは自信満々で言いました。

「そりゃ、ボクのことだよ」

えーーーーーーーーーーーーーーーっ。まじっすか?

「だって、Umikoさん、ぼくのこと、いつもイケメンだt……あ。」

……ケンちゃん、これからもずっと友達でいようね。

※ケンちゃんが信じている「赤ちゃんおしっこ説」は、Umikoが小学生の時、隣の席の大久保君から教えられたものです。その後、大久保君はヤンキーになり、高1で子供ができて学校を中退しました。知らないってこわいね。

そうして生まれた息子が、今年の成人式で大暴れしたらしいです。




少し前にボクが贈った代打日記(2/5 掲載分)へのお礼に戴きました。ははは、そうきたか。Umikoさんは、友達のいないボクの唯一の相談相手。どんな時も厭な顔ひとつ見せず、ボクに接してくれる優しい女性です。メッセンジャーだから顔色わかんないけど。

イケメンって言葉、ありゃ嘘だったんですね。ボクが近づく度に、女子に机ごと移動される理由がわかりました。鏡の前でウインクする度に、ピシッて亀裂が入る理由がわかりました。ボクが告白する度に、「お願い、お金なら差し上げます。付き合うのだけは勘弁して下さい」って涙目で懇願される理由がわかりました。ボクが(以下延々3時間ほど続く)

お忙しい中、徹夜明けで書いて下さって本当にありがとうございました!


02/14 開設2周年を迎えて

気がつけばこんなサイトを2年もやってるんですね。どうかしてる。日記なんて中学以来、書いたことなかったのに…

ボクの通った中学は、日記の提出が義務づけられてました。先日実家に帰省した際にふと思い出し、中学時代に書いた日記を探したんですよ。押し入れの奥で埃をかぶってた薄緑のノート。日記帳の表紙を見て愕然としました。キャプテン翼。中学三年生がキャプテン翼。しかも手書き。明らかに常軌を逸してる。小さく日向小次郎まで描かれてるし。このキチガイ少年は一体どんな日記を書いていたんだろう…。「オチンチンから何か出ました、気持ち良かったので明日もしよう!」とか普通に書いてそうで怖い。表紙をめくって一行目を読んだ途端、昔の記憶が蘇りました。

「今日も部活で疲れた」

うん、9文字。これが延々書かれてるだけの日記。狂ってる。一日過ごして印象に残ったのがたったの9文字て。あんまりだ。で、こんな日記とも呼べないようなものにも、丁寧な文字でわざわざ先生から赤ペンコメントが添えられてるのな。最初の数ページこそ、

「ケン君の頑張ってる姿、職員室から見てましたよ」、「自分の身体を酷使することで精神面も鍛えられる、頑張れ」

なんて書いてくれてたのに、最後の方は先生も諦めムードいっぱい感が滲み出てる。

「この内容はいつまで続くのでしょうか?」、「君に何を言っても無駄ですね」

うん、わかる。今なら先生の気持ちが痛いほどよくわかる。ボクは意地になって書いてた。わざと続けることがオレなりの反抗だ、みたいな感じだったもの。どうしてこうひねくれてしまったんだろう。ツッパることがオトコのたったひとつの勲章だってこの胸に信じて生きていたんでしょうか。嶋大輔のことはよく知らないけど。

まあそんな感じで今になって、ちゃんと書いておけばよかったなぁと反省しているわけです。えっと、書き始める前に何を書きたかったのか忘れましたが、とにかくこれからも頑張るぞー、おーっ!

以下、戴いたプレゼントを掲載。みなさんありがとうございました!


頂いたプレゼント

下宿屋のやまとさんより

この画像の名前が"hiyokostoka.jpg"なんです。ひよこストーカーて。あのう、やまとさんの中でボクはどういう位置付けなんだろうか。ストーカーなんて絶対しませんよ。もっと短絡的に犯行に及びます。犯行期なのかな?あ、まさか、やまとさんが当サイトのストーカーだって意味ですか!?もしそうだったら、本当に嬉しいです。やまとさんのような大人になりたいです、本気で


HOWDYのトムさんより

メル友であり、見世物小屋で一緒に育った間柄でもあるトムさんから戴きました。「あたちをドウゾ」って、この子に手を出した瞬間、捕まりますよ。何で皆さん、ボクから性的犯罪ばかりをイメージされるんでしょうか?よくこんな画像探しましたよね。いや、すげー嬉しいです。いかにもトムさんらしくて好き☆


嘘日記のいずさんより

いつのまにか今度は本職になってます。紫のバイブが何ともリアルですね。何度も言ってますけど、ボクは道具には頼りません。ドラえもんじゃないんだから。つか、みんな示し合わせたように犯罪の匂いがするのは何故でしょうか?いずっちは絵が上手い。ボクにも描き方を教えて下さい。上半身、裸で


お祝いメール、掲載した時点でサイトごとサーバ側から削除されそうなムフフ画像などなど沢山いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。なお、ボクのカバンには、まだ若干の空きがございます


02/12

こんにちは、いつも楽しく拝見しております。吉野家が牛丼の販売を中止したと、テレビでも散々放送されていましたね。そこで考えたのですが、昨日の個人サイトの日記において、吉野家の話題を書いているサイトって案外多かったんじゃないでしょうか。これってトリビアの種になりますよね?

「個人サイトにおいて昨日の日記中に”吉野家”が出現したのは、んあ゙あ゙サイトである」

誰か調べてボクに教えて下さい。八分咲きのプラカード用意しておきます


02/09 エースをねらえ

「イマカラ、メンバーノ ハッピョ、スル」

張り詰めた緊張感。去年から新しく担任になった、ムゥナカッタコーチ

カタコトの日本語だが、そのテニスセンスは超一流

「Aチーム ハ リューザキサン、オカサン」

「コーチ、どうしてもヒロミとダブルスを組まねばなりませんか?」

「リューザキ、コレハ カントク メイレイ。イヤナラ ダボゥス キケン スルカ?」

「い、いえ…でも、ヒロミはまだ初心者、無理です」

「リューザキ、コノ ペア イガイデノ シュツジョウハ アリエナイ。キミニモ ワカルトキガ カナラズ クル」

「そこまでコーチが仰るなら…わかりました」

どうしてコーチは、いつもヒロミばかり…。そんなにあの娘には素質があるというの?あんな中年太りのおばさんにセンスがあると言うの?

「ヒッドーイ。ヒロミと組まされる、お蝶婦人が可哀相…」

可憐な女子校生に対して、お蝶婦人呼ばわりするアナタ達の方がよりヒドイ。でもワタクシ負けない。麗香負けないんだから!

大会当日。大きめのバッグには、スポーツタオルとガットを張り直したばかりのラケットが2本。自分でも怖いぐらいのベストコンディション。誰が相手であろうと負ける気がしない。

コート会場にひときわ目をひく大きな垂れ幕。あっ!! コーチ、そういうことだったんですのね…

「親子テニス大会」

頑張ろう、ヒロミお母さん!ミスは私がフォローするから!


02/06

こんばんは、日本語講座の時間です。今週のテーマは「小」の使い方です。思ったことをそのまま発言して大失敗、そんな経験、誰でも一度はありますよね。咄嗟に出てしまう言葉の始めに「小」をつけてみましょう。気持ちよく会話をするためにも、正しく「小」を使いたいものです。

Lesson1. 正しい使用例

Lesson2. 間違った使用例

Lesson3. 応用編

いかがだったでしょうか。日常会話で必ず一度は聞かれるものばかりでしたね。

来週は「これで勘弁して下さい」の使い方をお送りします。


02/03 リアル日記

マン・マシン・インターフェース(MMI)って知ってますか?

簡単に言えば”使い勝手”のことなんだけど。こういうIT専門用語を必要以上に会議で乱発する親父がいました。ボクは偶然にも同じ言葉を使う機会があり知ってましたけど、会議に参加してた連中の殆どがクチ開けてポカーンですよ。隣の席からはヒソヒソと「なぁ、MMIって何?」「みなとみらい、ですかね?」なんて寒い声まで聞こえてくる。本当に誰もわかってないっぽい。MMIは知らないけど、さも知ってますよ的な雰囲気の中、MMIをどうするかという議論が展開されました。それが結構笑えて、「MMIは、無視するわけにはいかない必要不可欠なニーズだ」とか、「IT企業が生き残れるかどうかはMMIに掛かってます」なんて言ってるの。具体的にどうするかという事には一切触れず、とにかく重要だ、頑張るぞって。だいたい社運は直接関係ないっつーの。そこへ、「遅くなりましたぁ」と、別件の会議が長引き、ひとり遅れてやってきた後輩君。仕切り直し、最初にMMIというNGワードを出した親父の、「GUIは元よりMMIで重要なのは〜」という討議が再開されました。話しの流れが掴めない後輩が手を上げて話しを遮ります。「すいません、勉強不足でお恥ずかしい限りなんですが、MMIって何ですか?」一斉に顔を上げる出席者たち。救世主到来。MMI親父がヤレヤレといった表情でポツリ、「マン・マシン・インターフェース、つまり使い勝手のことだ」、その途端ですよ。さっきまで”みなとみらいですかね”なんて言ってたヤツまで「常識だぞ」とか言ってるの。英雄でも崇拝するような眼差しだったくせに、意味がわかった途端、京セラ製の携帯でも眺めるような冷たい視線を後輩に投げつけてました。英雄からauへ。そんな折、部長のつぶやく声が、ボクの耳に届きました。「最初から日本語で言えよ、腹巻きかと思った…」ん、腹巻き?席に戻った際にググってみた。 うわー、本当だっ!

知らないことを知らないと言える勇気、いつまでも持ち続けていきたいな、そう改めて思いました。

早速ボクも勇気を出してお尋ねしたい。「アンスコが熱いの、早く脱ぎたいなァ」って公衆の面前で破廉恥極まりない会話をする女子高生がいたんですけど、アンスコって何ですか?まさか、本当にアソコの聞き間違いなんでしょうか!?


02/02 気づいたこと川柳

「公太郎」 縦に書いたら

父さん、ボク大都会の片隅で今日も頑張ってます。今朝、白いウンコが出ました(バリウムです)。